こんにちは。西表島編集部です。
今日は西表島の島民が気軽に食べている海草、アーサーをご紹介したいと思います。アーサーとは栄養価が豊富な海藻で、みなさんご存知のお味噌汁のお供に最適なあおさ海苔のことです。青海苔とはまた違う海藻となります。例年2月から3月ころに取れますよ。
方言名アーサー。和名はヒトエグサ
まずは写真を見てください。これがアーサーです。本土ではアオサと言われる浅海の岩につく「のり」の事です。青のりとは少し違って香りなどは劣ってしまいますが、これを天ぷらにしたり、料理の一品に添えたりと、かなり万能な食材なわけです。
お味噌汁の中に入れると風味と栄養が満点でとっても美味しいですよ。
冬が旬のアーサーはもちろん取り放題で食べ放題
ネイチャーガイドと一緒にツアーの合間に取りにいく事もできますし、旅館やホテルなどでも朝食や夕食に気軽に使われている食材がアーサーです。
それもそのはず、海に行けばすぐに取ることができる海藻だからなんです。しかも天麩羅などにすると味もバツグン。これは食べるしかありません。
1時間ほどアーサーを収穫するとこんな感じ
アーサーの収穫に出かけて1時間もすれば、たっぷりの量のアーサーを収穫することができます。
冷凍保存できるので、家で食べる用にたっぷりと収穫して、その年に使う分を小分けにしておけば便利。気軽に無料でとれる保存食がアーサーです。
今日はアーサーだけでなくもずくも発見
西表島の海にはアーサーだけでなく、もずくもたくさんあります。もずくの天麩羅はとっても美味しいですし、もずく酢も健康にいいと評判。アーサーともずくがあれば晩御飯に困ることはありません。毎日食べると飽きるのが難点ですけどね…
もずくの収穫に関する紹介記事もありますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。
アーサーは冷凍すれば年中食べれる
こうやって冷凍保存しておけば、いつでも食べれて安心。
お味噌汁の具としてだけでなく、八重山そば、焼きそば、たこ焼き、お好み焼きなどなど、色々な食材に入れると風味が増して美味しいですよ。ぜひネイチャーガイドさんにアーサーのスポットも聞いてみてください。シーズンが合えば連れて行ってくれますよ!