こんにちは。西表島あそび編集部です。
本日は2家族3世代、おばあちゃんから甥っ子まで、賑やかな団体のお客さんが西表島に遊びに来てくれました。西表島の大人気のアクティビティであるカヤックですが、お年寄りの方や小さい子供がちゃんと楽しめるのかは少し心配な所では無いでしょうか？
カヤックはとっても簡単な乗り物で、しかもあまり疲れないのが良い所なんです。3世代の団体さんに楽しんでもらうにはどんなツアーがいいのか検討した結果、半日で気軽に遊べるクーラの滝に行くことになりました。
クーラの滝は初心者でも簡単に行ける上に、エメラルドグリーンの美しい海を堪能、さらにマングローブカヤックも楽しめる。そしてジャングルトレッキングをしながら滝壺で遊ぶと言ったフルコースを味わえる人気ツアーです。
クーラの滝は歩いてでも行ける初心者OKな滝
クーラの滝は小さいお子様でもお年寄りでも簡単に行けます。初心者にもおすすめの西表島を代表する滝がクーラの滝。実は歩いてでもいける滝なのですが、せっかく西表島に来たのだから、カヤックを楽しんで欲しい。と言う訳でシーカヤックで海をのんびり15分ほどフラフラとお散歩。カヤックに慣れてもらい、海の美しさと楽しさをまず味わってもらいます。
目的地までのルートもお客さんに楽しんでもらうためにツアーガイドは変更したりします。小さい子がいる場合はカヤックで行く方がトレッキングより良い場合もあったりするんです。カヌーで見る海の景色はとっても美しいですが、山歩きは小さい子は飽きちゃう場合がありますので…
ゆっくり風に揺られクーラの滝へ
ゆっくり風に揺られながらクーラの滝へ。美しいエメラルドグリーンの海に大人たちは大満足の様子です。この海より美しい海を日本ではツアーガイドさんも知らないと言います。本当に特別な海が西表島にはあります。
団体さんでのツアーの場合、天気は特に晴れていると有難さを感じます。強い雨に打たれると、みんな残念な気持ちになるので、たくさんの人の残念な気持ちを感じるのは辛いですからね。
たくさんの人数で行くツアーは本当に楽しい。小さいお子様もはしゃぎながら滝に向かっていきます。子供って何て素直で可愛いんでしょうね。
クーラの滝へ子供たちとまっしぐら
海を漕ぎ進めると、ついに川に侵入する橋が見えて来ます。この景色の移り変わりも冒険気分をくすぐられるポイント。ジャングルクルーズをぜひ実際に楽しんでみてくださいね。
ここまで来ればクーラの滝はあともう少しです。
クーラの滝途中のオヒルギ絶景ポイント
クーラの滝への道中、息を飲むほど美しいポイントがあります。この場所にはオヒルギという木がたくさん生えているんです。何度見ても素晴らしい、惚れ惚れする美しい木々をマングローブの中で見る事ができます。
漢字で書くと「赤花蛭木」とか「赤花漂木」と書くオヒルギはマングローブ樹種のひとつで、アカバナヒルギとも呼ばれています。オヒルギは成長も早く、西表島以外の生息地では最高で25mほどにもなる迫力のある常緑高木なんです。日本国内では樹高10mまで成長するものもあり、幹は直立で、樹皮には皮目ができているのが特徴です。
マングローブのオヒルギの花
小鳥たちがたくさん集まってくるほどに甘い匂いを出すのもオヒルギの花の特徴で、バードウォッチングにも最適なんです。オヒルギの樹皮はタンニンの成分を豊富に含んでいるので染料としても利用されているそうで、生活にも非常に密着していた木なんですね。
この壮大な木は養蜂や染色など色々なことに使われる、とても大切な西表島の木なんですね。
クーラの滝の冒険に戻ります
さてさて、話をクーラの滝ツアーにもどしましょう。途中でカヤックを降りて、10分程度のトレッキング開始。ツルのブランコに乗って遊んだりと大自然を体全体で楽しむ事ができるのもクーラの滝ツアーの魅力。
自然のおもちゃで遊ぶなんて、都会の子にはなかなか経験できませんよね？このあとブランコから落ちてビショビショになるんですけどね(笑)
ついにクーラの滝に到着
ゆっくり歩くことおよそ10分で目的地のクーラの滝に到着です。
行程も簡単で、小さい子供からお年寄りまで何も問題無く楽しむ事ができるのがクーラの滝の魅力です。これ以上歩く時間が長くなると、小さい子供は飽きちゃうことがあるので注意が必要ですよ。
あったかい日であれば、そのまま滝壺に飛び込んで滝あそびも存分に楽しむ事ができます。お年寄りから小さい子供まで、西表島の大自然を満喫するアクティビティツアーならクーラの滝ツアーがおすすめです！
