- 2020年1月22日
- 2020年3月16日
- コラム
- ゴールデンウィーク旅行, シーカヤック, 貸切ツアー
- 306view
こんにちは。西表島あそび編集部です。
ただいま西表島はゴールデンウィーク真っ只中。日本全国たくさんの観光客で溢れかえっていますが、日本の端にある田舎の島も1年で1番人が多い。そんな時期がゴールデンウィークです。
この時期の西表島アクティビティはどこも大渋滞。とくに西表島で1番人気のピナイサーラの滝は、カヌーで大渋滞を起こすことが知られています。信号は島内に2個しか無いので車は渋滞しないのにね…と皮肉も聞こえて来ます。
そんな大混雑の西表島、実は人も少なくて楽しい遊びをする方法があります。それがツアーガイド貸切ツアー。ガイドさんの知識をフル活用してもらい、その時の一番最適な遊びを提案してくれる素晴らしいツアーなんです。ツアーガイドの腕の見せ所がまさに貸切ツアーなんですね。
ゴールデンウィークは貸切ツアーがおすすめ
ガイドさんに相談した所、ゴールデンウィークで大混雑のピナイサーラの滝を避けて、尚且つ最高に楽しい遊びをする。それなら無人島キャンプでしょ!(笑)
と言う事で今回は西表島の無人島までシーカヤックで行き、バーベキュー、夜はキャンプファイヤーをするツアーをガイドさんが作ってくれました。これは大人も子供もテンションが上がります。
ゴールデンウィークの西表島無人島は貸切
今回のツアーはリピーターさんも一緒に同行されていて、そのリピーターさんは動画の編集が得意なんだそうです。ガイドさんはいつもツアーの動画をもらうのを楽しみにしているそうです。
このようにお客さんとガイドさんがお互いに協力して信頼感が生まれ、リピーターになる事で一緒に楽しくツアーを作り出すことができるのもアクティビティツアーの醍醐味と言えます。
そんなこんなでシーカヤックを漕ぐこと約1時間。あっと言う間に無人島に到着しました。
ガイドさんはキャンプ用品を山積みで準備
参加するお客様は手ぶらで遊びに行くことができますが、ツアーガイドさんはいつも大変。シーカヤックの前後にはキャンプの必需品であるテントとマット。食事用の椅子や食材。料理道具などたくさんの荷物でいっぱい。
エベレストを登る際のシェルパさんもいつもたくさんの荷物を抱えてますもんね。お客様を楽しませてこそのガイドなので重い荷物は仕方がありません。ゴールデンウィークを最大限楽しいお休みにするのがガイドの仕事です。
しかしながら今日の荷物は特に重いそうな…それもそのはず、今日のお客様は酒飲みが多いので、たくさんのビール等お酒がいっぱい入っているからなんだそう。帰りはかなり軽くなりそうですね(笑)
ゴールデンウィークの旅行スタート
無人島に着くと大人たちはやる事が…そうです。大きな声で「乾杯!」です。
ゴールデンウィークの混雑を避け、誰もいない贅沢なプライベートビーチで飲むビール。こんな贅沢は西表島でしか体験できません。美しい海と空とビール。西表島のゴールデンウィークは楽しく過ぎて行きます。
ビールを飲んで一息ついたら早速テントの設営開始です。今日は風も穏やかで雨の心配も無いのですが、熱い直射日光を避けるためにささっと準備。サラサラの砂の上にテントを張れば、キャンプマットは必要ありません。
あれ、お子様が何か個人行動を開始しているぞ…?
流木を集めてキャンプファイヤーの準備
そうです。実は夜のキャンプファイヤーに使う薪をたくさん集めてくれているんです。大人も子供もキャンプファイヤーが大好き。海の音を聞きながら見るキャンプファイヤーの火は格別の物になります。
今日のお昼ご飯はツアーガイドさん手作りの八重山そば。スープから全て手作りです。リピーターの皆さんに盛り付けなど手伝ってもらい、ささっと準備。リピーターさんにはガイドさんも気軽にお手伝いを頼みやすいみたいですね。
西表島の無人島は最高に美しい
ランチもたくさん食べ、満足した所で干潮のタイミングでビーチを散歩。西表島の外離島にはシラス浜が広がっています。まるで海外のタヒチのような美しさを持った西表島の絶景ビーチです。
しかしながらここ最近はアジアからの漂流ゴミが増えてきており、景観が悪くなっているのが辛い所。予算が県から出ればぜひ掃除して欲しいスポットです。
このビーチに散歩しに来た理由はただの気分転換ではありません。
みんな砂を掘り何かを探しています。これはいったい何をしているのでしょう?砂金でも探しているのでしょうか?
答えは…
お味噌汁やスープに最適なイソハマグリ
これです。イソハマグリ。
この真っ白い綺麗な貝は3センチほどのハマグリで、西表島の人達はこのハマグリを普通に食べます。10分ほど探せば物の見事にザルいっぱいに。
潮干狩りは本土などでは貝の数が減っており、シーズン前に撒いたりしていると聞きます。この海は溢れんばかりのハマグリが砂の中に。もちろん規制も無く好きなだけ取ることができます。
ドーン。僅か1時間足らずで食べきれないほどの量のハマグリを捕まえることができました。このハマグリは明日の朝ごはんになります。なぜなら砂を吐かせないと口の中がジャリジャリになるためです。今は食べる事ができません。
明日の朝まで砂を吐かせて待ちましょう。
無人島のバーベキュー開始
夜は大人も子供も大好きバーベキュー。串に肉と野菜を刺して豪快に炭で焼くスタイルにしてくれました。
ゴールデンウィークのストレス発散にバーベキューは最適。西表島の素敵な空間は日頃の疲れを完全に洗い流してくれます。笑いの絶えない楽しい時間はいつまでも続いて行きます。
空気のせいか、大人から子供まで食欲が尽きる事がありません。たくさん用意したご飯もあっと言う間に無くなり、余分に持ってきたバーベキュー用のお肉は売り切れてしまいました。
なかなかキャンプツアーという物はアクティビティにありませんが、ガイドさんの貸切ツアーであればお子様も大喜びのキャンプ&バーベキューツアーが楽しめますよ。
心を癒す無人島キャンプファイヤー
ワイワイガヤガヤと過ごした晩御飯が終了し、後片付けをした後はお待ちかねのキャンプファイヤーです。たわいもない話をアテに美しく輝く炎を眺める。そんな贅沢な時間がゆっくり流れて行きます。
キャンプファイヤーの火って、心を癒す作用がありますよね。科学的な根拠は一切ありませんが、間違いないはず。疲れた体をゆっくり休め、さあ就寝です。
次の日の朝ごはんは昨日獲ったハマグリを入れたコーンスープとホットドッグ。貝の旨味が溢れたスープが眠い体を起こしてくれます。昨日残った日本酒を使ったハマグリの酒蒸しも朝の一品としては悪くない。
テキパキと帰り支度をするツアーガイドさんを横目にお腹いっぱいのお客さんは小休憩。昨日よりは相当軽くなったとガイドさんは言ってました。食料もお酒も空っぽですからね(笑)
最高のゴールデンウィーク旅行を西表島で
貸切ツアーの最後のしめは外離島一周を体験。西表島の海はどこも綺麗ですが、この辺りのエリアはさらに輝き溢れる美しい海なので、リピーターさんを連れて行きたかったとツアーガイドさんは言っています。
エメラルドグリーンの海に浮かびながら次の日のお昼に島に戻り、楽しい貸切ツアーは終了。最高に楽しい思い出を提供できるようにツアーガイドさんは日夜西表島の情報を集めています。
混雑する人気観光地を避け、ゴールデンウィークの西表島を最大限満喫するならガイド貸切ツアーがおすすめな理由はこの記事の通り。誰も体験したこと無いような素敵なツアーを体験したい場合はぜひ西表島あそびをチェックしてみてくださいね!