マヤグスクの滝 西表島

西表島の難関「マヤグスクの滝」アクティビティツアーはガイド泣かせ

こんにちは。西表島あそび編集部です。

西表島でアクティビティツアーの中で一番過酷で秘境の滝であるマヤグスクの滝を今日はご紹介します。最難関の滝とも言われるマヤグスクの滝は美しさも格別。

そんなガイド泣かせでもあるマヤグスクの滝の本当の魅力を紹介させていただきます。

マヤグスクの滝までのアクセスをご紹介

沖縄県で1番長い川である浦内川の支流、イタジキ川にマヤグスクの滝はあります。「マリュドゥの滝」の観光ツアーと同様、途中までは浦内川の遊覧船に揺られて行くことになります。

マリュドゥの滝で船を降り、カンピレーの滝を通過しその先にある西表島の横断道へと入ってくところからがマヤグスクの滝ツアーのスタートです。普通のツアーはここマリュドゥの滝で終わりなんですけどね(笑)

登山道はかなり険しいものになっており、あまり人が頻繁に出入りしていないため進のも大変。浦内川に沿って上流へと進みイタジキ川を約30分登ると滝が出てきます。

3時間のトレッキングはなかなかの重労働。体力が無いと難しいのがマヤグスクの滝。トレッキングの最低限の体力が必要なので初心者では少し難しいかもしれません。普段から歩くのが得意であれば問題ありません。

マヤグスクの滝は遊覧船かカヤックツアーで

ガイド泣かせの理由っていったい何?と言う事で簡単にご説明すると浦内川の遊覧船が16時で営業を終了することが大きな理由なんです。もちろん過酷なトレッキングはそうなんですが、ピッチを上げて歩かないと、最終の船に間に合わず野宿する事になるんです(笑)

浦内観光の遊覧船をチャーターすることもできるのですが、チャーター料約10000円と乗船料1800円と少し高額。早朝からの出発が必須。ただ、カヌーツアーでしたら、遊覧船の部分をカヤックを漕いでいくため帰りの時間に間に合わす心配はなくなります。

ただし、1時間半の往復カヤックと3時間以上のトレッキングの往復もこれまたハード。西表島の自然が大好きならこんな苦労も気にならないかもしれませんがね。

過酷なツアーのご褒美は希少なこの絶景

沖縄の方言でマヤとはネコ、グスクは城を指します。 つまり山猫の城。お城のようにも見える削れた岩盤が段々となっている滝は壮大。驚きの絶景ががここに行けば見る事ができます。

西表島の島のほぼ真ん中に存在しているなんてとても不思議な気分です。

マヤグスクの滝てっぺんから見る絶景

ピラミッドのような岩盤を上がれば見晴らしは最高の絶景が。西表島で一番のポイントが選ばれた人しか行く事ができません。過酷な工程をクリアした西表島オタクのみが見れる素晴らしい景色なんです。

マヤグスクの滝を登った者のみが座れる王様の椅子

大量の滝水も非常に壮大なマヤグスクの滝ですが、水量が少なければさらにその上の滝も見ることができます。そしてその滝をさらに登ると王様が座るような豪華な椅子が。

その削れた威厳のある岩は、西表島が大好きなツーリストが来るのを日夜待っています。

「マヤグスクの王様の椅子」とガイドさんが呼ぶこの椅子。まるで毎日挑戦者を待っているかのよう。そんな偉大なオーラさえ感じさせる大自然の椅子なんです。

カヤックを1時間30分漕いで、そこからさらに3時間のトレッキング。過酷な工程をクリアしたツーリストだけがこの絶景を見る事ができるなんて素敵じゃないですか?

マヤグスクの滝をおすすめする理由

どのガイドさんに聞いても、ピナイサーラの滝が素晴らしいのは当然ですが、やはりマヤグスクの滝が特別と言います。大小含めると100個以上の滝がある西表島。その中でも最高の秘境と言えます。

遊覧船に乗り遅れると野宿なんて笑えませんが、過酷なカヤックやトレッキングの後にご褒美の絶景は格別。ぜひ一度西表島に来たら挑戦して欲しい上級者向けのアクティビティツアーがマヤグスクの滝ツアーです。