気になる疑問解決!西表島のシーズン毎の天気と気候&おすすめの服装をご紹介

西表島 シーズン服装

こんにちは。西表島あそび編集部です。

今日は西表島にこれから遊びに行こうと考えている皆さんが一番気になるポイントである、シーズン毎の服装についてご紹介したいと思います。冬はどんな服装がいいんだろう…春は…など色々と考えると思いますので、シーズンの服装をまとめてみました。

西表島の天気、天候、服装のおすすめ紹介

西表島 シーズン服装

西表島の気候ですが、本土と比べると圧倒的に雨が降ります。シーカヤックでのツアーはガイドさんのアドバイスをきっちりと聞かないと海の天候は特に変わりやすいので、急に雨に打たれることもザラ。雨に濡れる事は仕方ないと思ってもらった方がいいです。

気候は亜熱帯気候で、1年間を通じての降雨量は年間で2200mmオーバー。これはとっても多い数字なんです。東京の年間降水量が約1500mmなので、西表島の降水量がいかに多いのがわかりますね。冬でも西表島は25度以上になる日もありますが、雨が降ったりすると12月や1月は18度くらいに下がることもあり、風が強く寒い日は長袖の服を着て過ごす必要があります。冬に西表島に遊びに来る場合は長袖の準備は必須です。

西表島の春。3月、4月、5月の天気

西表島 シーズン服装

西表島の春はとっても過ごしやすい。ガイドの私からすると春は一番おすすめの季節です。西表島の春は「うりずん」と呼ばれており、冬が終わり大地に潤いが増してくるという意味があります。寒い冬を超え(実際そこまで寒くないですが…)あたたかい春の陽気が到来する時期のうりずんにはとてもめでたい意味があるんです。

4月を迎えると気候はかなり安定し、かと言ってカンカン照りという訳でもないので、トレッキングやカヤックなどのアクティビティには最適です。ただ、普通に暑いので山登り用の靴だけでなく、サンダルもあると便利ですよ。梅雨の時期は観光客も少なく穴場になりますが、西表島のゴールデンウィーク明けの梅雨はまさにスコール。

本島のようにゆっくり雨が降り続けると言った天気ではなく、ドドーっと雨が降り、太陽が出て快晴になる。という二つのパターンを繰り返すのが西表島の梅雨の特徴と言えます。

西表島の春の降雨量ですが、参考にお伝えすると5月は平均的におよそ200mmほどの降雨量ですが、東京の5月の降雨量は50〜150mm程度が一般的です。いかに西表島に降る雨の量が多いかが数字で伝わってきますね。ちなみに写真はセイシカの花で、セイシカは聖なる紫の花と書きます。

石垣と西表にしか咲いていない幻とも呼ばれてる花で、春の訪れを感じさせてくれます。

西表島の夏。6月、7月、8月の天気

西表島 シーズン服装

毎年旧暦の5月4日に沖縄県各地の漁港で行われる爬竜船(はりゅうせん)競漕とその祭りのことをハーリーと言います。沖縄の梅雨はその日を境に明けると言われています。6月下旬になると西表島にとってはまさに御日様サンサンの最高の天気となり、7月から8月前半までは晴天が続きます。

スキューバダイビング、シュノーケリング、フィッシングにシーカヤックなど様々なアクティビティがベストコンディションで楽しめます。カヤックで西表島の滝を見に行くのもとても涼しく、夏でもおすすめです。

亜熱帯気候ですので日焼けや熱中症には注意が必要ですので必ず日焼け止めクリームは使ってください。できれば環境に配慮したものを選んでもらえると西表島の人間としては嬉しいです。おすすめの服装はTシャツと短パンですが、アクティビティを楽しむ場合は長袖長ズボン、ラッシュガードなどで太陽対策することが望ましいです。帽子やサングラスも忘れずに。

8月に入ると辛い辛い台風のシーズンです。これはネイチャーガイドにとっても辛くて、台風が来ると貴重なお仕事がキャンセルになってしまいます。

台風が直撃する可能性がある場合は迷わず延期をおすすめします。帰りの飛行機が飛ばなくて仕事に間に合わない、船が出ないなんてことは日常茶飯事ですので、雲行きが怪しい場合は心を鬼にしてキャンセルしましょう。台風は梅雨の間だいたい2~3回来るのが普通です。このタイミングにツアーが当たるか当たらないかは運任せです。

気になる西表島の夏の気温ですが、30度以上の高温の日が続くのはもはや当たり前で、少し涼しい日でも25度以上あります。夏は良い天気でありながら降水量も非常に多く、300mmを超える月もあります。まさにスコールといった大雨も体験することができます。

西表島の秋。9月、10月、11月の天気

西表島 シーズン服装

秋の訪れを告げるその年一番に吹き始める新しい北風のことをミーニシと言います。漢字で書くと「新北風」で、西表島に秋の到来を告げる少し肌寒い風のことを言います。秋の時期になると朝と晩は少し肌寒くなりますので長袖トレーナーやパーカーなど簡単に羽織れる服があればとても便利です。本島でも秋は山登りが盛んになりますが、西表島でもトレッキングをするにはベストコンディションと言われています。

秋は紅葉のシーズン、と思いきや亜熱帯は紅葉がありません。季節の良い西表島、緑が覆い茂る中でのトレッキングやカヤックは最高です。アクティビティを楽しむのであれば春か秋がベストです。

西表島の秋は温かい日になると25度を超えます。しかしながら最低気温が20度になる時もあるのでお昼はとても暑くて半袖であっても夜は軽い防寒着が必要になる場合もあります。西表島の干立(ほしたて)の浜で毎年8月の最終日曜日に開催される大きなイベントが「砂浜芸能祭」です。2018年で22回目を迎え、かなり歴史のあるイベントです。花火大会や西表島の美味しい食べ物や飲み物などのバザーなども開催されるので、ぜひ日程が合えば行ってみてください。

西表島の冬。1月、2月、3月の天気

西表島 シーズン服装

冬と言えど西表島は亜熱帯。晴天が続けば12月や1月でも25度を超えることも普通。本島では暖房を使っていても西表島では冷房を使っていることがよくあります。西表島の天候と気温は風の影響が非常に強く、北寄りの風が吹くと途端に気温が下がり、雨が降ります。しかも風が強いので実際の温度よりも体感温度がとても低く感じます。念のため本島と同じ服装を持って行くのがおすすめです。

トレッキングやカヤックなどのアクティビティを楽しむのであれば、急な雨に備えて撥水加工されたジャケットなど準備するのがベストです。ただ、やっぱり基本的に暑い日が多いので、サンダル、Tシャツ、短パンも必要ですよ。

寒くなる時は15度まで下がることもあるので防寒着は必須ですが、西表島の冬で一番盛り上がるのが毎年2月の第2土曜日に開催される「やまねこマラソン」です。西表島にたくさんの観光客が一度に訪れる大人気イベントでして、やまねこマラソンの期間周辺はホテルの予約も難しくなるという大人気のスポーツイベントです。

距離も10キロ、20キロといった走りやすい設定なので、子供からお年寄りまで誰でも気軽に参加できるのが魅力。マラソンが好きな方はぜひこのタイミングで遊びに行ってみてくださいね。

西表島あそび

南の島といえば、人気のシーズンはもちろん夏。ですが、西表島に1年で1番多くの人が集まる(あくまで個人の感想です)日は実は…

西表島の天候、天気、服装おすすめまとめ

西表島 シーズン服装

以上西表島あそび編集部が西表島のシーズン毎の天気や服装のおすすめをご紹介しました。何だかんだ言いながらほとんど短パンとTシャツで過ごしているガイドさんがほとんどですが、トレッキングやカヤック遊びの際は撥水加工のジャケットや、蛇やヒルなどの生き物もいますので長ズボンは必須ですよ。

台風が直撃するともはや人類の力ではどうすることができないのでですが、最高の西表島を楽しんでいただくために、最低限の服装の準備だけはして遊びにきてくださいね。