沖縄県で一番有名な花って何？と質問されたらあなたは何を想像されますか？
そうです。普通の人は当然ながらハイビスカスと答えます。正解です。沖縄県、西表島に住んでいるとハイビスカスを見ない日を探す方が難しいといっても過言では無いほどに至る所で綺麗な花を見ることができます。お墓に備えるお花もハイビスカスですし、沖縄県民に非常に密着しているお花と言えます。パイン畑や水田の周りに防風林にも木が丈夫なので有効なんですよ。
ハイビスカスの花は喧嘩したカップルが送りつける花とも中国では言われているそうで、匂いが全く無いので能無しの花と侮辱されたりもするそうです。そんなハイビスカスの花言葉は「新しい恋」失恋の時に贈る花なので間違いではなさそうです。
サガリバナの花言葉をご存知？
西表島ではハイビスカスと並ぶ人気の花にサガリバナという花があります。
年間を通じて僅かなシーズンだけ咲き、1日で落ちてしまう儚い花。それがサガリバナ。西表島を代表する季節の花と言われています。そんな大人気のサガリバナの花言葉をご存知でしょうか？
サガリバナの花言葉は何と「幸福が訪れる」。なんですって。1日で儚く散ってしまうサガリバナですが、散った後に幸福が訪れるという願いを込めたのでしょうか。サガリバナを見るためには西表島では早朝に起きて見に行かないといけません。幸福が訪れるのであれば早起きも苦にならないですからね。
サガリバナのシーズンになると、マングローブはチョコレートのような甘い香りに朝から包まれます。その幻想的な景色と匂いに驚かれるはず。その位にサガリバナは美しくて心に残る花なんです。
サガリバナツアーは大人気
花言葉を決定するのはは日本花普及センターという団体だそうです。いったいどんな方が働いているのでしょう？詩人みたいな方がいっぱい働いているんでしょうかね(笑)
そんな「幸福が訪れる」と言われるサガリバナ。西表島では大人気のアクティビティツアーなんです。1日で儚く散るサガリバナーをカヤックに乗りながら鑑賞するのが本当に素晴らしいんです。水面に浮かぶ無数のサガリバナの花をぜひ西表島に見に来てください。散る前のサガリバナを見るのであれば、かなりの早起きしないといけない所が玉に瑕です…
