こんにちは。西表島あそび編集部です。
今日は西表島でとても人気のある花「サガリバナ」についてご紹介していきます。八重山諸島ではとても有名で美しい花「サガリバナ」。シーズンは6月、7月。満開の時期に西表島に遊びに来たことがあれば、聞いたことがあるかと思います。
サガリバナは深夜に咲き、1日でひらひらと落ちてしまうと言った特徴を持っており、儚く可憐なその姿に人々は愛着を感じてしますようです。そんなサガリバナのアクティビティツアーはこの時期とても人気となっています。
桜と似たような雰囲気があるサガリバナ、この儚さが日本人の心を捉えるのでしょう。
1日で散る幻の花「サガリバナ」
八重山だけでなく日本を代表するアーティストの夏川りみさんが歌うこんな歌詞をご存知でしょうか?
「深い闇に夜明けがくるから 涙は空に流そう瞬く間にはかなく舞落ち 水面にそっと漂うサガリバナ」
何とも儚く美しいサガリバナを表現していて、この詩はとても素晴らしい。素敵な歌声と相まってサガリバナの可愛さと儚さを表現しています。
夜見に行くサガリバナツアーがおすすめ
サガリバナは日本の本土で見る事はできません。サガリバナが咲いている地域は奄美大島より南西のみ。特に数多くの花が咲くエリアは八重山諸島になるので、石垣島や西表島ではサガリバナはとてもポピュラーなんです。
石垣時は歩いてサガリバナを見に行くことが比較的簡単なので、個人旅行でも歩いて行く方も多いかと思います。しかしながら西表島はカヤックで見るサガリバナが主流。ツアーガイドと一緒に行くのが安全ですので夜見に行く場合は必ずツアーガイドさんに依頼してくださいね。
石垣島でサガリバナ鑑賞なら田福農園へ
今回ご紹介するのはカヤックに乗りながら鑑賞するサガリバナではありません。場所は西表島では無く、石垣島です。こちらは「たふく農園」と言います。植林したサガリバナを無料開放しており、見頃のシーズンになるとライトアップもしてくれています。
とても親切な田福農園さん、料金が無料なのも素敵な所です。
田福農園の場所やアクセス、営業時間は?
田福農園の場所ですが、石垣島離島ターミナルより車で15分ほどの所にあります。バンナ公園近くですのでナビやGoogleで検索すればすぐにわかります。
「たふく農園」のリンクを貼っておきますのでぜひ西表島観光の際は、途中石垣島に居るときに遊びにいってみてくださいね。サガリバナが咲く時期はパインの最盛期と言う事もあり、お昼に訪問すれば、田福農園のパインも購入できますよ。
西表島のパインは沖縄本島で買うパインと比べると、とっても安く買うことができます。しかしながら味は沖縄本島よりも甘くて美味しい。サガリバナだけでなくパイナップルもおすすめです。
田福農園のサガリバナの様子
田福農園の内部の様子をご紹介します。農園の中は、管理された綺麗な池があります。
行けには美しい睡蓮の花が咲いてます。亜熱帯気候の大自然がそのまま演出されています。
美しい睡蓮だけでなく、色々な花や野菜、果物があるのが田福農園の人気の秘訣です。
観光客の目当てはサガリバナ。きっちり丁寧にわかりやすく看板を設置してくれています。これならわかりやすいですよね?西表島でカヤックで行くよりとても簡単なので、時間があまり無い場合は特におすすめです。
写真で儚く落ちているサガリバナは早朝に落下した物です。
そしてピーク時はかなりの数のサガリバナが枝に垂れ下がってます。とっても幻想的じゃないですか?サガリバナの花はこのように木にびっしりと咲くのでとても美しいんです。
石垣島では他に北部の平久保地区にも個人の畑を解放して、サガリバナを観賞できる場所もありますよ。
カヤックで見るサガリバナの匂い
石垣島は歩いて行きますが、西表島はカヤックでマングローブを進みながら鑑賞するスタイル。花との距離がとても近く、幻想的なんです。甘い匂いが川いっぱいに溢れています。まるでチョコレートのようと観光客の方は言います。
匂いはとても強烈で、虫を集めるための物ですが、バニラにも似ている甘い匂いは人々の心を不思議な気分にさせる、そんな不思議な匂いを持っているのがサガリバナの魅力。
もちろんカヤックでは無く動力船で行くツアーもありますが、できれば早朝に出発して水面に浮かぶサガリバナを観賞するアクティビティツアーに参加して下さい。この時期にしか見れない特別な体験をご提供することができます。
歩いて見るジャングルトレッキングも素敵なのですが、個人的には川面に浮かぶはかないサガリバナを眺めながらゆっくりカヤックを漕ぐといったツアーが最高ですよ!